サブレーメモ

サブレーの思ったこととか、生活とかをめもめも。

都市型狩猟採集生活。

昔読んだ本(ホームレス入門とかってタイトルだったかな?)とか、The Moneyless Manとかに似た感じで、もうちょっと家に寄って書かれてる印象。裸一貫になってしまったら、まずどうしたら良いか書いてあって、ちょっと心強い。こういうの、事例がほぼ男の人だから、自分だったらどうするか、考えちゃう。

 

自分がホームレスになってしまったらどうやって生きていこうかって考え始めたのはいつ頃だったかしら?自分でバイトするようになってからかな?映画とかも有るな。
東京ゴッドファーザーズと、内容は忘れちゃったけど、ダンボールハウスガール。ヨコハマメリーなんかもそうだな。ダンボールハウスガールもう一回見てみようかな。

 

最初のバイト先は、大通公園の近くのコンビニ。ホームレスが漁るって言う理由で、廃棄のお弁当に床はいたゴミを混ぜて捨てるルールだった。別にいいじゃないかと、こっそりビニールは外さずに捨てていた。そして、ホームレスのお客さんも居た。

 

マクドナルドでは、常連のホームレスのおじさんが、100円のコーヒー(おかわり無料)を何度もおかわりして、暖をとっていた。辛くて泣きそうだった時、元気ないねって、励ましてもらった。

 

倉庫仕分けでは、各地から届く荷物を見て、あちこちでの思い出を、お仲間とお話していた。倉庫仕分けで稼いで、あちこち旅するような生活の人も居るんだなーって思った。情報交換、コミュ力、有るなーって思った。テキパキしててよく働いていた。

 

ホームレスの人たちは、常に身近にいた。
自分が明日、どうなるかなんてわからない。

 

ホームレス入門の最後は、「年金だけは払っておくこと」と、締めくくられていた。
私はこの言葉を信じて、年金をきちんと払うことにした。